今日は、ネイリストさん向けのネイルテクニックの記事です!
フットにアクリルスカルプを乗せる際の正しいフォームのはめ方です。
基本はハンドと同じです。
①フォームのセンターガイドラインが爪の中心を通っている
②縦も横も並行に真っ直ぐ装着する
③爪とフォームの間に隙間がない
④フォームの形が、爪の丸みに沿ったCカーブを描いている
ですが、なかなか難しいですよね。
しかも、フットでアクリルスカルプを乗せるという事は、何らかのトラブルがあるゆえに乗せるので、通常とは違いカットも複雑で、足なので脇のお肉が邪魔をしてなかなかはまらない。。
分かります、分かります。
でも、ちょっとしたコツを覚えれば、簡単にはめられるようになりますよ
勿論ハンドにも共通していますので、ハンドにも使えるテクです。
まずは、装着前の状態から。
先端の端を引っ掛けて折れてしまったそうです。
多少でもフリーエッジがあるなら少し残して綺麗に整えて下さい。
フォームの角が引っ掛けられる利点と、いずれ自爪が伸びたらオフするので、なるべく残しておいてあげましょう
(ハンドで折れた爪を他と長さを揃える為の長さ出しではなく「スカルプ」を楽しむ為の場合はフリーエッジはイエローラインに添ってファイルしましょう。)
キューティクルのプッシュアップ、サンディングをしたら、フォームをはめます。
①まず、縦のセンターを爪のサイドラインから見極めます。
②キューティクルラインがまっすぐな方は殆どいらっしゃらないので、そこは無視してイエローライン付近で横のラインを見極めます。(ストレスポイントを結ぶ感じで)
すると、図(↑)のように、フォームのガイドラインと縦も横も並行になります。
そして、ちゃんと欠けた側もきちんとフォームがはまっているかがポイント。
無理やりはめてしまうとフォームが刺さって痛いので、お客様に痛くないか確認しましょう。
そして大切なのは上からだけでなく、フォームと爪の間に隙間がないか確認。
ここに隙間があると下に漏れてしまうので要注意。
また、爪の丸みに沿った整ったCカーブがあるか、フォームの先で確認する事。
最近のフォームは形状記憶されるので、はめる前にあらかじめ筆キャップやウッドスティックに巻きつけてCカーブを付けておくと、はめやすく、Cカーブも綺麗にできます。
勿論、横からのフォルムも確認し、フォームが下がったり上がったりしていないかチェックしましょう。(写真を撮り忘れてしまってごめんなさい)
きちんとフォームが理想的な形ではまったら、アプリケーションに移ります。
※アプリケーションに関しては こちらの記事 からどうぞ↓
※アプリケーションに関しては こちらの記事 からどうぞ
アプリケーションの記事 でもお伝えしましたが、足にアクリルを乗せる場合、3週間毎にチェックをさせて頂く事と、フリーエッジをナチュラルで作るとより自然に見えますが爪のトラブルを避けるため、爪の様子が見えるクリアをお薦めします。
また、アプリケーション記事ではジェルを乗せるためにキューティクル側を空けていますが、ジェルを乗せない場合やポリッシュの場合はきちんと根元から乗せてくださいね。
さて、問題のフォームのカットです。
大体のフォームが丸くなっていると思いますが、「イマイチ形が掴めない・・・」という方は、
①このように(↑)フォームを真っ直ぐにカットします。
②頭の中で爪の左右のストレスポイントを結んだ直線をイメージ(↓)します。
※こちら↑は、欠けているのでストレスポイントはその下と取ります。
欠けていない場合は本来のストレスポイントで結びます。
③真っ直ぐにカットしたフォームと結んだ線を、頭の中で照らし合わせます。
④そこからイエローラインと同じ形にフォームをカットしていきます。
そして、ポイントは図(↑)の黄色で丸をした部分
⑤少しV字型に切り込んで、お肉が当たらないように脇も膨らませるようにカットします。
これがあるのとないのでは、全然違います
特に足の爪はお肉が厚くて手のようにスキンダウンができないので余計に重要です。
勿論、ハンドにも応用できます
今日使った画像のお客様の場合、右側だけ欠けていたので右側だけV字型の切り込みを入れましたが、両サイドの場合は両サイドともV字型に切り込んでみてください
正しいフォームのはめ方を、今一度確認して綺麗な義爪をつけましょう
フットジェルは、爪も厚いので定着が良く、
足の爪は伸びるスピードが手の2~3倍も遅く、目線も遠いので根元が空いてきても余り気にならず、長い間そのまま放置する方も多いんですよね
当店は、お仕事柄ハンドは出来ないので夏だけペディにいらっしゃる「何年も前からのお付き合いなのに年に1~2回のご来店」という方が結構いらっしゃいます
そうすると、1年ぶりにおみ足を見させて頂くと親指の先端1~2ミリ位見覚えのあるジェルが... と、いう、持ちの良さ。苦笑
ですが、立ち仕事の方やスポーツをなさる方など爪に負担が掛かる状態の方は、何かの拍子にジェルが爪ごと吹っ飛んでしまうことがあります。
その際、やはり爪甲剥離を伴う事が多いです。
こちらの↓お客様は、ご新規様で立ち仕事の方なのですが、他店様で春先につけたジェルが気がついたら爪ごと無くなっていた、との事。
ジェルが付いていたと思しき辺りから表面が酷い二枚爪になり、先端は足の爪とは思えない薄さになり、やはり爪甲剥離が右側にありました。
アクリルを乗せる場合はグリーンネイルを避けるため3週間で様子を見させて頂くお約束をさせて頂きます。
しかし、お仕事でお忙しい方なので3週間でいらっしゃるのはなかなか難しい点と、薄くても指先まで爪自体は残っていたのでジェルで厚みを出す事にしました。
クリアジェルを乗せると、爪の状態が鮮明に見えますよね。
剥離の状態もよく分かりますし、左側の先端にはジェルごと吹っ飛んだ時の衝撃で出来た血豆のような状態も確認できます。
二枚爪になっていた辺りから赤くなっていて、先端にかけて滑り台のように厚みが薄くなっているのがわかりますでしょうか?
赤い線が縦に入っているように見えるのは、爪の下の血管が縦方向に走っているからなんです。
クリアジェルで先端に厚みを持たせるように塗布し、あとは通常通りにカラージェル2度塗りとトップジェルで仕上げ。
二枚爪になっていた辺りから先端にかけて厚みを出したのが分かりやすい角度で撮りました。
足の爪が吹っ飛んだなら、とりあえず アクリルスカルプで長さ出し(←クリック) して形を整えれば良い!という訳ではなく、状態が絶対にアクリルでなければ無理というわけで無ければ、お客様の環境(お仕事で3週間でいらっしゃるのが難しい)を配慮してジェルでカバーする事を選定するのもプロフェッショナルとして考慮すべき点と思います。
一つの方法に固執するのではなく、状態の判断と、
お客様の生活環境をきちんとカウンセリングして、
ベストな道をご提案していきましょう!
先日、ハンドで通って下さっているお客様がなんとも痛そうな足でご来店になりました。
数日前に親指に段ボールを落としてしまったそうで、かなり痛かったそうです。
陥入爪も痛みを常に伴うほど深刻な状態なので(以前より巻爪のご相談(B/Sブレイス)は受けておりました)、その上から段ボールの落下による衝撃で巻いた爪が凶器となり肉芽が出来てしまっていました。
お爪も、一番衝撃が強く肉芽が出来てしまった横の部分は半分以上爪甲剥離を起こし、先端にかけても、根元の爪母(爪を作る器官)にまで剥離を起こしている様に見受けられます。
根元に一部深く剥離を起こしている部分もあるので、時間の経過と共に下に新生爪が生えてきて今ある爪甲は滑落する可能性は否めません。
化膿しそうな雰囲気を感じ、お客様自身の判断でお客様がお持ちの抗生物質入りの軟膏を塗られていたそうです。
ネイルサロンは理美容ですので「治療」はしてはいけません。
もし個人的に処方箋が必要な薬品(ステロイド軟膏や抗生物質の薬など)を持っていたとしても、渡したり塗ったりする事は薬事法違反になりますのでしてはいけません。
お客様から塗って欲しいと薬を渡されても、その症例で処方された薬でなければ断る事が懸命です。
絆創膏の貼り替えレベルで止めておきましょう。
薬事法もさる事ながら、こういった症例以外も、出血や化膿を伴う場合はお客様がいいと仰られても施術はお断りしなければなりません。
※よくある「ハンドの爪を折った際に出血が認められた」という場合は、サロンにいらした時点で既に出血は止まり傷口が塞がっていれば施術して大丈夫ですが、施術により傷口を開いてしまわないよう十分な配慮をして行いましょう。トラブルを未然に防ぐ為にも熟練者が行う、施術により悪化の恐れがある場合は出血していなくてもお断りをする勇気を持ちましょう。
まずは、この肉芽を医師に切除してもらう必要があります。
出血は止まっていますが、化膿を起こしている可能性が非常に高い状態ですし、まず肉芽の切除はネイルケアの甘皮処理とは訳が違いますからネイルサロンでは間違っても行ってはいけません。
肉芽は、外科的な切除や炭酸ガスレーザーで焼灼などになりますので、ネイルサロンで行うケアとは次元の違うお話になります。
保存的な治療ではステロイド薬と抗生物質で縮小を図ることができます。
いずれにしても、このケースは間違っても私達が手を出してはなりません。
陥入爪も結構酷い状態で常に痛みを伴うそうなので、肉芽は陥入爪を治さないと再発する恐れもあり爪甲剥離も起こしているので、医師の判断で抜爪をされる場合もあるかと予想されます。
この痛々しい状態では「施術してはいけない」とか言われなくても、きっと怖くて触れないので施術をする技術者はいないと思いますが、事の重大さをお客様にお伝えし一刻も早く医師に診てもらうようお伝えしましょう。
特に今は夏場ですから、化膿してしまって爪甲下まで広がった場合は悲劇です。
ネイルサロンでは治療はできませんが、医師に診てもらう必要がある場合には、放置すればどうなってしまうかの可能性を伝え、お客様に病院へ行って頂きましょう。
お客様の中には危機感を与えないと「忙しくて時間がないから様子見しよう」「痛みも引いてきたし、いっか」と放置される場合も多々あります。
お客様を必要以上に怖がらす必要はありませんが、美容という観点であってもお客様のお爪を担当させて頂いている以上、お店の利益うんぬんではなくお客様には健やかな爪を20本きちんと保って頂きたいですよね。
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サロンでは対応できない症例でも「放置すればどうなるか」をお伝えする事ができる技術者には、お客様からの信頼も増すのではと思います。
あなたは、自分のお客様に真剣な技術者でしょうか?
困っているお客様の爪の症状に向き合って日々勉強していますか?
私は15年現場に立っていても、研究や勉強は尽きません。
検定に受かった、
サロンに就職できた、
入客させて貰えるようになった、
コンペで入賞した、
店長に昇格した、
独立してサロンを開いた______。
それだけがネイル人生ではありません。
本当の技術者は、自分がして良い範疇と手を出してはいけない範疇とを弁え、日々精進し、技術も知識も蓄えて引き出しを増やし、お客様の信頼を得ていく事です。
この記事が、真剣な技術者にとって少しでも役に立ちますように
足の爪はぶつけやすかったり、物を落としてしまったり
特に、夏場は素足で過ごされる方が多いのでトラブルが起きやすくなります
親指以外は小さいので亀裂が入るより吹っ飛んでしまう事が多いですが、面積が広く厚みのある親指の爪は亀裂が入って爪甲剥離してしまう事が多々あります。
右側の側面から爪の1/3位にかけて、ネイルプレート(爪甲)に亀裂が入っており、爪甲下出血の跡が見られます。
爪甲下出血をした場合、多くは爪が滑落します。
既に完全に爪甲剥離を起こしている部分を少しずつカットしていきます。
いきなり剥離を起こしてる部分からカットすると、爪の厚い足の親指の爪はカット際の圧により無事な部分に亀裂を深める/生じさせる事があるので必ず端から様子を見ながら少しずつカットしていきます。
カットした爪甲下には、出血した血が固まりハイポ二キウムにこびりついています。
ドライの状態で無理に取ろうとすると逆に怪我をさせてしまう恐れがある為、一度フットバスに入れて頂きふやかします。
このような場合は爪甲下が怪我して直接カサブタになっている訳ではなく、爪の間に血の塊が詰まっているだけなので、ふやかしてあげればガーゼクリーンで簡単に取れます。
甘皮処理、ネイルウォールに溜まったゴミや汚れも取り除き、切り取った剥離した部分との段差もファイルで整えると、実際に爪自体に残る亀裂は先端から斜めに入っている少しだけになりました。
そして、爪甲剥離を起こした部分にもラッキーな事にアンダープレートが薄っすらと残っているのも分かりました。
お湯でふやかす事で、皮膚と爪では水分の浸透速度が違うので爪の部分か否かが判別できます。
このままではいずれ吹っ飛んでしまったり、深爪状態では陥入爪になる恐れもありますし、見た目も悪いです。
こういう時には、アクリルで形を整えてあげます。
足は汗もかきますし、ムレたりするので、グリーンネイルを避けるため必ず3週間で様子を見させて頂くお約束を忘れずに。
ですが、アクリルがリフトしない技術を提供すればグリーンネイルにはほぼなる事はありません。
しっかり定着させる為に、しっかりサンディングを行いフォームをはめたら、表面の消毒と水分油分除去をし、プライマーを塗ります。
亀裂が入った時に生じた爪の凹みが2本見えます。(図の矢印、囲んだ部分)
この凹んだ部分にもしっかりサンディングを行い中浮きしないようにします。
足の爪は平たく、周りのお肉も固いため、フォームははめにくいです。
また外れやすいので常にフォームを押さえておきます。
そんな状態ですので、ジェルスカルプは操作性の問題で不向きですのでアクリルスカルプです。
フォームが刺さったりして痛くないかの確認をしたら、アプリケーションに移ります。
このお客様の場合、この後にジェルオンをするのでキューティクル側を3~4ミリ開けて乗せます。
フリーエッジが残っている場所も、衝撃から若干の剥離を起こしていたのと、足のお爪は指と同じ長さでキープしないと陥入爪(巻き爪)になりやすい為、全体的に少し長さも出しました。
勿論、ハンドではないのでピンチなんて入れないで下さいね。
均一な厚みのアプリケーションと、爪とアクリルの境には段差がないようにアプリケーションを行います。
アクリル技術が未熟だと、アプリケーションが終わった段階で既にリフトしている場合もありますので、アクリル技術の熟練者が行う必要があります。
固まったらフォームを外して形成します。
ハンドにも言えるアクリル技術に共通することですが、アプリケーションの段階で均一な状態であれば削りは本当に表面をなぞる程度で済みます。
先程の写真の状態から、ダストオフをした状態。↑
表面も均一で、どこもリフトしていません。
サイドウォールやキューティクル側の乗せ際、何処にも段差やリフトが無い状態です。
厚みも均一です。
(当店は、アクリルスカルプ1本840円)
クリアジェルを乗せてみると、爪の状態が透けて見えますね。
フリーエッジをナチュラルでネイルベッドをクリアで作ってしまうと、義爪としてはより自然に見えますが、状態がよく分かるようにフリーエッジも全てクリアで作る事をお勧めします。
本来ならばアートはしないで様子を見れるようにしておくのがベストですが、必ず3週間で様子を見させて頂く事をお約束にアートを施し、完成です。
こちらが全体
足はトラブルが起きやすいですが、やはり美しく保ちたいですよね
(ネイリストでない方は、途中から専門用語が出てきて、???、な方もいらっしゃったかもしれません)
ブサイクな状態のお爪で様子見をしたり、諦めて放置したりしないで、信頼のおける技術のあるサロンでお手入れをしてもらいましょう
今、話題の完全ノーサンディングジェルの「パラジェル」に、先日、晴れて公式の登録サロンになり証書が届きました
当店は、常にお客様のお爪の健康を考えながら施術しております。
が、何ジェルを使っても、何をしても、どうしても持ちが悪いお客様もいらっしゃいますし、爪を折ってしまいアクリルスカルプを付けるを繰り返してしまってる指の爪は薄くなってしまいます。
お爪が薄くなれば、当然ながらもちは悪くなります。
「ジェルを始めた頃は3~4週間もっていたのに最近もちが悪くなった」という方は、
①爪が傷んでしまった
②ジェルの厚みで爪が強化され「何しても大丈夫!」と慣れてしまい手荒く爪先を使う様になってしまった
の、どちらかだと思います。
そんな中、私もノーサンディングという物に非常に興味はありつつもパワーポリッシュのシェラック止まりでありました。
(シェラックはジェルではない為、メーカーは2週間のもちと謳っています。実際には3週間近くもっている方が多いですが、付け直しにいらした時にはポリッシュのような剥げ方をしていますし、ポリッシュの延長線上なのでアートには制限が出てきます)
4月にパラジェルさんに臨店講習に来て頂き、簡単な基礎理論を知り、導入に踏み切りました。
パラジェルの正式名は「パラジェル プロフェッショナルネイル」です。
「徹底的なマティリアルの理解と技術力が必要となりますので、素人は扱えませんよ。」という代物です。
また、基礎理論も従来のジェルとは全く違うので、長年の経験があってもパラジェルはパラジェルの正しい施術法と理論を理解しなければ、欠ける、割れる、リフトする、等のトラブルが出てきます。
実際に私も講習を受ける前、どんなもんかと自分の爪やスタッフの爪で実験をしていましたが、従来のジェルと同じ乗せ方をしていたので上記の様なトラブルがありました。
きちんと講習を受け、基礎理論とパラジェルの正しい施術法を学んでからは起きなくなりました。
そして、何をどうしても3週間後には何処かしらリフトしていたり取れたりしていたお客様3名様にパラジェルを使用させて貰った結果、驚く程もちが良いのです。
早く導入すれば良かったー(>_<)!!
と、同時に、エデュケーターまで目指そうと思えるマティリアルにようやく出会えました。
これから、ちょこちょこパラジェルのbefore/afterなどUPして行きたいと思います
毎日毎日、猛暑日で茹だるようですね(~_~;)
いつもはハンドケアで通って下さっているピアニストのお客様が、せっかくなので足も
との事で、「何もケアしていないから恥ずかしいわ~」と仰られながらも、おみ足を拝見させて頂いたところ、小指ちゃんが完全に居ない
笑
薬指や中指もかなり甘皮が伸び伸びですね!
「何十年も小指の爪を見ていないの!私の小指は居ないものと思って自分でペディキュア塗る時も小指は塗ってないのよ~!笑」
との事でしたが、これはネイリスト冥利に尽きる症例ではありませんか!
「大丈夫ですよ、8割のお客様は小指の爪は潰れて角質化した甘皮に埋もれてますが、ちゃんとケアして掘り起こしてあげれば居るので!」と、お伝えしせっせと掘り起こしてあげました
そして、ペディキュアではダントツ人気色の真っ赤をON✨
ちゃんと小指ちゃん、居ましたね
他の指もしっかり甘皮処理をして、スッキリぴかぴかのおみ足に✨
「すごーい何十年かぶりに小指の爪を見たわ嬉しいーっ」
と、お喜びの声を頂きました
もちろん
フットスパも併用して頂き、足裏もスッキリぴかぴかにさせて頂きました。
上の2枚のお写真を比べてみて頂いてもお分かりかと思いますが、当店のフットスパでは足裏だけでなく、足の甲や足指の関節などに薄~く膜を張ったようにある角質もドイツの最新マシンで優しく除去し、ゴマージュで更にキメを整え、シュガーパックしナノ化したトリートメントで蓋をしていきますので、足全体がワントーン明るくなり、関節や指全体もツルツルすべすべ✨に。
片足の角質ケアが終わった段階で、しきりに足指を開いたり閉じたり上下に動かされて、
「なんだろう、足裏が呼吸してる感じ?閉塞感がなくて、こんな爽快感は他に経験がなくて何て表現したらいいのか解らないけど、とにかく凄く気持ち良い」
フットスパで皆様が清々しい気持ちで夏を満喫して頂けるお手伝いをさせて頂き、嬉しく思います
毎日暑いですね~
猛暑日の日中は、この湿度の高さと気温差で、エアコンからついに水が滴り落ちてきました。。
さて、そんな暑さですから皆様サンダルを履かれていると思いますが、ちゃんとケアされてますか
足のトラブルは、冬場より夏場の方が多いです
お肌のトラブルや踵のガサガサなど「乾燥」がキーワードとなると「冬場」な気がしますが...
①冬場はブーツや靴下を履いていて、むしろムレていますが、夏は裸足でいる事が多い。(そしてクーラーで意外と乾燥もしている)
②ブーツやパンプスなど足全体に体重が分散されますが、サンダルはストラップのみで支えるので(幅広であっても紐状であっても)ストラップ周辺に体重がかかる為、タコやクスミができやすい。
③ストラップからはみ出した足が意外とアスファルトなどに当たっていたりして、角質が厚くなりやすい。
なんですよ
(´・Д・)」
そして、そして...
なかなか目線が遠いから気にならないかもしれないですが、足の指の甘皮たち
...あなたの知らない所で、コッピコピです。ょ。。
爪の間に溜まった汚れや垢、角質などは足の臭いの原因にもなります。
角質層は真菌の棲家になりますので、水虫にもなり易いですよ。
(5年前に書いた記事ですが、観覧数TOPの人気記事です。長めですが、かなり細かく解りやすく解説していますのでお時間がある方は是非)
コッピコピの甘皮ちゃん達も、プロの手で、ちゃんと足浴してふやかして、キューティクルリムーバー(軟化剤)とプッシャーマシンを使って押し上げ、ガーゼクリーンとニッパーワークにより綺麗にすると、こんなに見違えります✨↓
乾燥して白っぽく爪の周りに蔓延っていた甘皮がなくなると、カラーリングしなくても健康的で美しいお爪に✨
また、こんな↓風に、潰れて角質化して何処までが爪で皮膚かの見分けが付かなくなった小指ちゃんに悩まされてる方も多いのでは?
ちゃんとプロの手でケアしてあげれば、何にも問題ないですよ✨
綺麗に甘皮処理された爪なら上からポリッシュを塗っても長持ちします
なぜなら、ご自身で塗る場合は甘皮処理されてないので甘皮の上から塗ってしまっているので、角質化して硬いとは言えど、甘皮は皮膚ですので爪より柔らかく爪より水分も多く含んでいるので土台として定着はしてくれないんですよ。
自分で塗るのは難しいマットの白のポリッシュも、プロが塗ればこの通り✨
勿論、お爪の上だけ綺麗でも足全体が美しくなければなりませんよね
当店ではフットケア専門店以上に、徹!底!的!にヒールタコや踵のガサガサをツルツルにしていきます
と、言っても、いきなり根こそぎ取ってしまうと水分を多く含んだ柔らかい皮膚が露わになり、逆に一気に乾燥してしまったり、そもそも皮膚が角質化する理由には外傷から守ろうと厚くなる訳ですから、角質化の速度を上げてしまったり、守ってくれていた物がなくなるので痛くなる事も。
何事も、腹八分目が良ろしいと言う事ですね
当店では、バブルバスの足浴後にフルーツ酸の角質軟化剤をコットンパックし、ラップ掛けをしてブーツ(ミトンの足版)を履いて暫く浸透させ...
ファイルの背でスーッと滑らすだけで、こんなに
もう一回滑らすだけで、またこんなに沢山
その後は、ドイツの最新マシンでビュンビュン角質を飛ばしながら(笑)しっかり隅々まで取っていきます。
もちろん角質除去したら保湿も大切ですから、当店では、角質除去後にシュガースクラブで優しくケアし、シュガーパックでモチモチにして、上から蓋をするようにナノ化したトリートメントクリームを塗っていきます
毎日、頑張ってあなたの身体を支えてくれている足裏ちゃんです。
ちゃんとケアして労ってあげましょう
【フットスパ フルコース内容】
①カウンセリング→②ポリッシュオフ・整爪→③シャイニング→④足浴→⑤甘皮処理→⑥ドイツ式の最新マシン使用:足裏の角質・タコ・うおのめ除去→⑦ゴマージュ→⑧シュガーパック→⑨トリートメント→⑩ダイヤモンドパワーコート→⑪保湿
・フットスパ ショートコース 6700円
・フットスパ フルコース 7700円
勿論スパ単品でも承れますが、今ならフットジェルまたはシェラックと一緒で、なんと、
ショートコース4000円、フルコース4500円で出来ちゃいます!!
(ショートなら2700円もお得 フルなら3200円もお得) ※全て税抜価格
当店のフットスパを体験した皆さんが、大変驚き笑顔でお帰り下さるのがとても嬉しいです 病みつきになりますよ~
こんにちは、オーナーの後藤です
今日はジェルネイルやアクリルスカルプのオフ剤「アセトン」についてお話したいと思います。
きっとネイルに興味がある方なら、ネイリストでなくても耳にした事のある言葉ではないでしょうか
今日はジェルネイルやアクリルスカルプのオフ剤「アセトン」についてお話したいと思います。
きっとネイルに興味がある方なら、ネイリストでなくても耳にした事のある言葉ではないでしょうか
当店では、数年前からアセトンを可能な限り極力使わないようにしております
パーツが埋め込まれていたり、先端などサンディングの繰り返しによりジェルが爪内部に噛み込んでいる場合(当店では基本そういう場合は無理にオフせずリフィルをします。)は使用しますが、最低限の短時間しかアセトンを巻きません。
自爪と人工爪の境の寸止めができる技術がないと完全マシンオフは難しい技法とはなりますので、技術が伴わない場合はやはりアセトンを使用する事になると思いますが、アセトンのもたらす脅威を知らないネイリストが殆どです。
今でこそ聞かなくなりましたが、昔はアセトンをフィンガーボールに入れ揮発しないようにオイルを入れ蓋をし、その中に指を突っ込んで溶かすなんて事もありました。
しかも、過去(と言っても10年程前)に勤めていたサロンの内、2店舗ではペンキ屋さんから一斗缶のアセトンを仕入れていました。
爪化粧品として売られているアセトンより安いからです。
価格崩壊している今、原材料費を抑えたいサロンでは今もそういった所は少なくないのでは?と思います。
アセトン(しかもペンキ屋さんのアセトンに)一定時間指を浸すなんて、医療従事者が聞いたら悲鳴ものです
何故なら、アセトンは脂質を溶かして破壊しカラカラに乾燥させるからです
私は「爪に良い物」と謳うメーカーさんにいつも「でもオフはアセトンなんですよね?アセトン以外でオフが出来るようにはならないのですか?」といつも聞いていますが、残念ながら今のところアセトン以外の物でオフが可能な物は無いようです。
本題に入る前に、まず簡単にお爪の構造と成分について簡単にご説明します。
爪は表面から、トッププレート、ミドルプレート、アンダープレートの大きく分けて3層の角質層から出来ています。
※上の薄っすら白い部分がトッププレート、真ん中の部分がミドルプレート、その下がアンダープレート、うるうるしている所は真皮です。
(画像元:パラジェル プロフェッショナルネイル)
肌は表皮(皮膚)に覆われていますが、指先は爪が表皮の役割を果たしているためアンダープレートの下は真皮(お肉)となります。
よく「ポリッシュ(ジェル)を塗ると爪が呼吸出来ない」など聞きますが、爪は呼吸していません。
死んだ角質細胞でケラチンと呼ばれるタンパク質で出来ており、健康な状態であればケラチン同士をつなぎ合わせる脂質で満たされています。
※画像元:株式会社オルト
この細胞間脂質(黄色の部分)の40~65%がセラミドです。
この「セラミド」が爪や肌にとって、とても重要な役割を果たします。
セラミドは水に溶けない不溶性である為、肌の1次バリアの皮脂膜として肌の内側の水分蒸発を防ぎ潤いを保ちます。
そして、2次バリアとして細胞間脂質の半分以上を占めて満たしています。
セラミド自体が高い保湿力を持ち、湿度0%でも抱えた水分を離さない程、水分を抱え込む力がとても強いのです。
(沢山セラミドがあれば潤いがあるのではなく、水分を抱えたセラミドが乾燥を防いでくれる「バリア機能」です)
セラミドは外部刺激から真皮を守り、真皮の中のコラーゲンやヒアルロン酸を守ります。
これらが破壊されると肌の奥から水分蒸発し、肌の内側からも乾燥が進みます。
この事から、セラミドは表面だけでなく奥の保湿もしているとても重要な成分という事がお分かりではないでしょうか。
さて、本題です。
問い:
「アセトン」が何故良くないのか。
答え:
有機溶剤のアセトンは、
このセラミドを含む細胞間脂質を、
破壊し溶かしてしまうからです。
※画像元:株式会社オルト
一度、溶かされ破壊されたセラミドは上から何かを塗って補充する事はできません。
細胞間脂質がアセトンによって破壊された爪は、ケラチン同士をつなぎ合わせる事が出来ないため二枚爪になったり剥離したり、更には内側からの乾燥をも招く事になり、脆い爪になります。
ジェルは元々「爪に優しい」がキャッチフレーズで入ってきたマティリアルです。
ジェルで爪が痛む原因がサンディングだと言われる事が多いですが、私個人としてはジェルオンではなくジェルオフのせいだと思っています。
オフ剤のアセトンが、ジェルを溶かし爪に辿り着く前にアセトンを外し、アセトンが揮発しジェルが再度硬くなる前に手早くオフなければなりません。
いつまでもアセトンを巻いていれば、ジェルを溶かした後そのまま爪にアセトン成分が辿り着き、爪の細胞間脂質が破壊され、爪が乾燥し脆くなります。
セラミドが破壊された爪は、乾燥し白っぽくなります。
そこを取り除かないとリフトしてしまうので、ジェルオンの為のサンディングの作業とは関係なく、表面のセラミドを失った白くなった部分を削り取るのです。
薄くなった爪は、ジェルのもちは悪くなる。
厚みがあってもセラミドを失った乾燥し脆くなった爪も、勿論もちは悪くなる。
「最近もちが悪くなったから、もちを良くして」と言われれば、クレームを避けるため(爪の健康よりもお客様の希望を叶える為に)致し方なくエッジング(サンディングよりも深く削る)やプライマーなどを使用し、余計に爪は傷みます
メーカーによってジェルオンの際のサンディングの程度は異なりますが、大体の場合が昔に流行った「爪磨き」の1番目に使う爪の縦筋を滑らかにするスポンジ状のヤスリで磨くのと同じ程度なのです。
その程度のサンディングが「ジェルオンのサンディングで爪が傷む!」と、こんなに大騒ぎされる程の原因になるとは思えませんよね
繰り返しになりますが「サンディングのし過ぎ」はジェルオン時ではなく、ジェルオフ時に起こっている事が多いのです。
勿論、
以前にも綴りました以前にも綴りましたように、価格崩壊により回転率で利益を上げるしかなく時間に追われ雑な施術をせざるを得ない若手ネイリストがガツガツ削っていて、オンもオフも本来の正しい施術方法を行っていない現状もあります
正しい施術をしていれば、どうしようもなく傷んでしまう事はそうそうありません。
(勿論一度でもサンディングをすれば、極薄のトッププレートに傷が付きますから「正しい施術をしていれば"一切"傷む事はない」とは言いません。)
私の周りで、ネイリスト同士が集まれば「今や初回オフ無料は当たり前。一体、いつから、誰がやりだしたんだろう?オフが一番大変なのにね」と。
失ったセラミドは上から補充する事はできませんが、ナノ化されたネイルオイルを塗り浸透させ、一時的にバリア機能を果たす事は出来なくはないのでネイルオイルを塗る事は有効です。
ですが、オイルは油であり脂ではないですし、セラミドの代わりに爪の内部にずっと留まる事はできませんのでネイリストが「毎日オイル塗ってくださいね」とお願いするのはその為です。
(と、言っても「理由はよく解らないが保湿をした方がもつ」「詳しくは知らないが乾燥させる物を使ってるから保湿は必要と思う」など、なんとなくネイリストのセオリー的な感じで薦めているだけで、アセトンでセラミドが破壊され爪に何が起きているかを理解した上で何故オイルを塗るのが必要なのかを分かってお願いしているネイリストは、ほぼ皆無だと思いますが...)
「オフなら自分で出来そう」「オフ代が勿体無い」と自分でオフした方のお話や、セルフネイラーさんがなかなか溶けないからと何時間もアセトンを巻いたという話や、結局面倒になりヤスリで手当たり次第に削ってヤスリの角が当たっていたと思われる一部分が凹んで赤くなっていたり、むしってボロボロ、等、見るも無残な爪になっている事が殆どです
簡単にオフできちゃうイメージをもたらす「アセトン」ですが、この薬剤のもたらす破壊力を理解した上で、ネイリストもセルフネイラーさんにも使用して頂きたいです。
そして、アセトンは非常に揮発性が高く、引火性が高いです。
(まだ規制が緩くネイルサロンの全面禁煙が義務化される以前の話ですが、オフの最中アセトンを巻き担当のネイリストが席を外した際にお客様が煙草に火を付けようとした瞬間に引火し、驚いたお客様は反射的に手を振り、引火したアセトンのアルミが店内中に散り店内は一瞬パニックに陥り、冷静にスタッフ達で鎮火しましたが、スタッフの1人は首元に引火したアルミが降ってきた為に髪を焼き首を火傷、お客様も手と顔に軽い火傷を負いました)
また、使用直後はまだ空気中にアセトン成分が浮遊している場合がありますので、火器の取り扱いには十分にご注意を
お子様がいらっしゃる場合は、絶対に手の届かない場所に保管して下さいね。
是非、この記事を拡散してアセトンの危険性を広めて下さい!
今日は幾分か涼しいですね~!!
さてさて、今日は。
当店でケアカラーやオフのみにいらしたお客様に施術しております、ドイツのケアラインメーカーLCNの「ダイヤモンドパワー」の素晴らしさ
についてです
ダイヤモンドパワーとは商品名で、ようはポリッシュのトップコートです
先日、自分の手をオフして2日ほど自爪で過ごさなければならない事があり、ダイヤモンドパワーを2度塗りしたのですが。
ついウッカリ塗ったそばから親指を引っ掛けてしまい、塗り直そうとしたのですが、折角なので普通のトップコートを塗って違いをレポートしよう!と写真と動画をご用意しました
こちら↑は、普通のトップコート。
普通の、と言いましてもプロフェッショナル・ユースのちゃんとしたメーカーさんの物です。
ジャジャーン
こちら↑がLCNのダイヤモンドパワーです。
艶が全く違い、ジェルの様な艶々ですよね
決して、ダイヤモンドパワーを塗った爪をピカピカに磨いて元々ツヤっとさせていた訳ではありません。
そして、このダイヤモンドパワー、本物のダイヤモンド粉末が入っているので、艶だけでなくハードナーの役目も担っています。
ダイヤモンドは万物中、最も硬いという事は鉱物学を勉強していない方でも知っているかと思いますが...
実は、わたくし、鉱物学(宝石学)を専攻しておりましたので、少しお固い話になりますが学術的にダイヤモンドの硬さについてお話致します
宝石の硬さを指す「モース硬度」という言葉があります。
ドイツ人の鉱物学者のフリードリヒ・モース博士が作ったのでモース硬度と呼ばれています。
モース硬度は1~10に分けられています。
硬度1の標準鉱物はタルクです。チョークみたいな鉱物です。
硬度2はジプサムという鉱物で、ちなみに人間の爪の硬度は2~3です。
少し飛びまして、硬度7がクォーツ(水晶)です。
硬度7以上の鉱物がジュエリーとして使用されるのには適していますが、勿論7以下のジュエリーもあります。
硬度8がトパーズ、9がコランダム(ルビー
、サファイヤ
)、そして10がダイヤモンド
です。
ですが、モース硬度は数値間の硬度の変化は比例しない為、9のコランダム(ルビーやサファイア)と10のダイヤモンドは格段に硬さが違うのです
絶対硬度で言えば、
モース硬度1のタルクを1として、
モース硬度2のジプサムは3、
モース硬度7のクォーツ
は100、
モース硬度8のトパーズ
は200、
モース硬度9のコランダム
は400、
モース硬度10のダイヤモンド
は、なんと1600
数値では9と10の1つしか位は変わりませんが、絶対硬度にすると4倍もの違いがあるんです。
と、言っても、宝石の強度にはこの硬度に加え劈開があるかないか等の靭性と言うものがあるので、硬度はあくまでも「引っ掻いて傷がつかない」ことであり、ダイヤモンドは4方向に完全劈開がある為ある一定の角度で叩くと簡単に割れてしまいます
...と、まぁそのお話は余談としまして。笑
硬くなれば艶も良くなるのは、物理的に解るかと思います。
なので、
ダイヤモンド粉末が入りハードナーの役目も果たすダイヤモンドパワーは艶も硬さもプラスされているのです
鉱物学的に見ても納得のダイヤモンドパワー、お固い話はせずとも写真と動画で十分に伝わったかと
因みに、販売もしております
LCNダイヤモンドパワー 8ml ¥1512(税込)
欲しい
と思われた方は、お問い合わせくださいませ!