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メーカーによってなにが違うの?

今日、ネイルサロンで施術している内容には様々な技術があり、またネイルメーカーもたくさんありますよね。
専門用語が多くて、そもそもネイル技術なのかメーカーなのかも解らないというお客様は少なくありません。

まず、ネイルシステムの違いからご説明し、その後当店で取り扱ってるメーカーでの違いを順に説明致します。



アクリルとジェルの違いって?


アクリル ジェル ポリッシュ
ハードジェル ソフトジェル
強度 ×
長さだし -
しなり × -
持ち 2~3週間 2~3週間 3~4週間 1週間弱
アレルギー 出やすい 出にくい ほぼなし -
施術時間 長(乾くまで)
匂い
ソークオフ(※) 不可 -
手軽さ
※ソークオフ・・・溶液でエクステンションを溶かしてオフすること

アクリル.....溶液と粉を筆に取り、混ぜ合わせて作るアクリル酸ポリマー。

naildedance_logo.jpgプラスチックのような硬さがあるので、ロングネイルをご希望の方や深く入った亀裂のお直しに向いています。
土台が強いため、デカストーンや3Dを乗せても取れにくい。
3Dアートはこのネイルシステムです。

ジェルに比べ、サンディング(お爪の表面を荒らす作業)とプライマー(酸性のお薬)が必要なため傷み易い。


ジェル.....水あめのようなドロっとしたジェル状のアクリル樹脂。

bio_cal_logo.jpg UVランプ(※)にあてる事で硬化し、ガラスのような光沢がありオフするまでツヤは持続します。
柔らかく自爪のようにしなるので、リフトしにくく持ちが良いが、長さ出しや深い亀裂のお直しには不向き。
ポリッシュを塗ったようなナチュラルな仕上がりで、ランプに当てるまで固まらないのでドラッグアートが可能。


※UVランプの紫外線は人体に比較的無害なA波です。日焼けなどの心配もありませんが、紫外線アレルギーの方でお医者様に「A波でもアレルギーが出ます」と診断された方は控えてください。

バイオジェルとカルジェルの違いって?

バイオもカルも、ソフトジェルです。(溶液でオフできる事からソークオフジェルとも呼ばれます。)
この2つは、ネイル技術の違いではなくメーカーの違いです。
今は様々なネイルメーカーがジェルを取り扱うようになり、ジェルメーカーも沢山できました。

様々なメーカーのジェルを試してみましたが、日本にジェルネイルという概念を持ち込んだこの2大ブランドが一番持ちも良く、安心してお客様にご提案できるメーカーと思いご用意しております。

なぜ2つのメーカーを取り扱っているかというと、ジェルにも相性があります。
話題の化粧品や友達に勧められた化粧品が必ずしも自分に合うとは限らないですよね。

よく「持ちが良い方で」とリクエストされますが、両ブランドとも3~4週間、中には5~6週間もつ方もいらっしゃいます。
また、「爪に優しい方で」というリクエストも多いですが、両ブランドともサンディング(爪の表面を荒らす作業)は最小限に止め、プライマー(酸性のお薬)も不要で、溶液で簡単に落とすことができ、どちらもお爪への負担を最小限に抑えています。
2つのブランドの特性・違いを下に説明してありますので、ご自身の優先順位を元にお選びください。

両方とも合う方もいれば、カルは合うけどバイオは合わない、バイオは合うけどカルは合わないという方もいらっしゃいますので、是非、お自身に合うジェルブランドを探してみてください。



カルジェル

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独自のガス・パーマブル・システムと呼ばれる作用があり、ジェルの表面に目に見えない小さな穴が沢山開いていて、お爪の蒸散作用を妨げず、水分や空気が行き来できるシステムです。
その為、自爪とジェルの間に水分が溜まって剥がれる事が少なく、カビの心配もほとんどありません。
しかし、過度に水分・油分の多い環境の方(プールやサウナによく通う方や多汗症の方など)ですと、水分の行き来が過剰になり、ジェルが耐え切れずペロリと剥げてしまうこともあります。

仕上げは速乾性ポリッシュのUVトップコート(カルクリスタル)です。
週に1回を目安にご自身でカルクリスタルを塗りなおして頂く手間がありますが、伸びた所から塗ることでジェルと自爪の伸びた部分の段差が気になりにくく、ツヤ感も戻り、ストーンアートなどの持ちも良くなります。

柔軟性に富み、お爪と共にしなり自然なフィット感です。
バイオジェルに比べると、黒く色素沈着しやすく黄ばみ易いのが難点ですが、カルクリスタルをこまめに塗りなおして頂くことで改善されます。



バイオジェル

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バイオジェルには上記のようなガス・パーマブル・システムはありません。
お爪とジェルの間に水分が溜まってカビの生えてしまう環境が整うとカビが生えてしまうこともあります。
ガス・パーマブル・システムがないため水分を外に逃がす事はできませんが、逆に外から水分が入ってくる事がないので過度に水分・油分の多い環境にある方には密着度の高いバイオジェルがお勧めです。(密着度が高いと言ってもジェルの持ち自体には関係はありません。)

カルジェルは1種類の柔らかいジェルで全てを仕上げるのに対し、バイオジェルは組合せ次第で耐久性を出す事ができます。
自爪の1/3以上の長さ出しをする場合はバイオジェルの方が耐久性があるため向いています。

仕上げは、トップジェルを硬化させガラスのような光沢があり、ご自身でのお手入れは不要です。
お好みによって、柔らかいトップジェルと硬いトップジェルとをお選び頂けます。
柔らかいトップジェルでの仕上げは、カルジェルと同じく柔軟性に富んでおりお爪と共にしなり自然なフィット感です。
硬いジェルでの仕上げは、ストーンアートなどは取れにくい反面、お爪がしなりにくい為リフトする事もあります。

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